我社では退職金制度として2013年から確定拠出年金（企業版DC）をいち早く導入していまして、定期的にセミナーを開催しています。

今後さらに少子高齢化が進んでいく中、公的年金でだけで老後を暮らしていくのは無理があるのは明らかでして、国も老後資金として2000万円は自分で作ってくださいと思い切り言っています。となると退職金の重要性はますます高まっていくわけですが、実は成果報酬制の導入や賃上げなど、目先の給与が上がっていく反動から、第二の「隠れた給与」である退職金相場はどんどん下がっているのが実態でして、厚生労働省の公開情報からも見てとれます。

また昨今の何でも値上げ状態から分かる通りこれからもインフレ政策がどんどん進められていくでしょうから数十年後の貨幣価値として考えれば2000万円では足りないのも明らかで、素人目でも最低3000万円くらいは見ておきたいところです。

ということで、今回も運用をお願いしている住友生命さんから講師の方をお招きしまして、再度基礎的なところからご説明を頂きました。

確定拠出年金を使って65歳の段階で2000万円以上を作るにはどれくらいの利回りで運用しなければいけないか？定期的に商品の見直しも必要。ということを理解してもらうのがセミナーの目的だったんですけど、皆さん理解してもらえたかな？

若いうちからコツコツと積んでいけば2000万円とか、3000万円という金額も無理なく作れると思いますので、正しい知識を持って豊かな老後を送れるようにしっかり備えていきましょう。